スニーカーの選び方

うつくしきもの第二回

(原文)「尼にそぎたるちごの、目に髪のおほひたるを掻きはやらで、うちかたぶきてものなど見るも、いとうつくし。」
(現代語訳)頭の髪の毛がおおいかぶさっているのを払いのけようともしないで、首をすこし、かたむけて、物などを見ているところは、とても可憐だ。

(原文)「襷がけにゆひたる腰のかみの白う、をかしげなるも、見るに、うつくし。」

(現代語訳)たすきがけに結んである腰の上の方が、白くてきれいな感じがするのも、見るにつけ、かわいらしい。
(原文)「大きにはあらぬ殿上童の、装束きたてられてありくもうつくし。」

(現代語訳)体格の大きくない殿上童が、装束をりっぱに着せられて歩き回るのはかわいい。
(原文)「をかしげなるちごの、あからさまに抱きてうつくしむほどに、かいつきて寝入りたるもろうたし。」
(現代語訳)かわいらしい幼児が、ちょっとしばらく抱いてかわいがっているうちに、しがみついて寝入ってしまうのもかわいらしい。
(原文)「ひひなの調度」
(現代語訳)ひな遊びの道具。
(原文)「蓮の浮葉のいとちひさきを、池より取りあげて見る。」

(現代語訳)蓮の葉の浮いているので、とても小さいのを、池からとりあげて見るのも(かわいらしい)